■ 【終了報告】令和7年度在職者交流型スキルアッププログラム 職場の悩みを語り合うDay & 振り返り
2月2日(月)に、令和7年度第2回在職者研修会として、「在職者交流型スキルアッププログラム 職場の悩みを語り合うDay」を開催いたしました。
今年度は、在職者自身が自分たちの研修会や余暇活動を創り上げていくことを目的に、社会人経験がおおむね5年以上の方を対象としたワーキンググループを立ち上げました。第1期生として5名が集まり、定着支援の企画・運営をしております。今回は、職場でのコミュニケーションのあり方について話し合い、在職者同士に加えて企業担当者の考え方を知ることを目的として開催しました。テーマに関心のある方を対象に実施し、在職者18名(うちワーキンングメンバー5名)、企業担当者11名にご参加いただきました。
★前半:グループワーク★
研修企画にあたり、ワーキンングメンバーからは「企業担当者の意見も聞きたい」「企業の人ともグループワークがしたい」という意見が強く挙がりました。そのため、今回は企業の人にも参加していただくこと、企業の方も含めて多様な意見や価値観を知ることを軸に気づきを持ち帰ることのできるような内容に組み立てていくことにしました。
事前の申込みでは、職場でのコミュニケーションで気になっていることとして、大きく分けて”挨拶”と”コミュニケーション(話しかけるタイミングなど)”について挙がりました。当日はこの2つについて、グループワークを行いました。
また、今回2回目の研修ということで、ワーキングメンバーの役割を大きく広げ、グループワークではファシリテーターとして進行役を担いました。
○グループワーク①「挨拶について」
在職者からは「相手の状況によって挨拶しにくい」「目を合わせるのが苦手」といった声がありました。企業担当者からは挨拶を行う意味をどう捉えているか、挨拶を通じてどのような職場づくりを意識しているかなどの話がありました。話し合いの結果、「相手の状況などからケースバイケースな時もあるが、挨拶はコミュニケーションの大切な第一歩であり、明るい声で挨拶するのが大事」という趣旨の意見が多くのグループで共有されていました。
○グループワーク②「コミュニケーションについて」
在職者からは「声をかけるタイミングを逃してしまう」「忙しそうだと声をかけにくい」といった悩みなどが聞かれました。企業担当者からは「困ったことは何でも聞いてほしいと伝えている、声をかけやすい雰囲気づくりを心掛けている」といった声が聞かれました。工夫として「今よろしいですか」と声をかけたり、相談できる時間を確認するといった実践的な方法も共有されました。苦手でも仕事として割り切ることも大切といった意見が出されているグループもありました。

★後半:意見交換会★
後半はレクリエーションとして、ボッチャを行いました。ボッチャは、年齢・性別・障がいの有無にかかわらず、誰もが一緒に楽しめるボール競技です。ワーキンググループのメンバーはルール説明や審判を務めながら、交代で試合にも参加しました。今回は5チームによる総当たり戦で行いました。前回、時間内に終了できなかった反省を踏まえ、ワーキングメンバーがタイムキーパーとして会場にアナウンスを行いスムーズな進行につなげました。試合結果は僅差となり、スポーツに詳しいワーキンググループメンバーが得失点差を計算し順位を決定しました。最後にはワーキンンググループから表彰状の授与を行いました。

★振り返り★
2月12日に今回の研修の振り返りと今年度の活動の総括を行いました。
グループワークで出た意見を共有したところ、同じテーマで話し合っていてもグループごとに着地点に特色がありました。ファシリテーションについては
・出された意見に応じて話を深めていく難しさ
・仕切り方や話を広げるタイミングの難しさ
を実感したという感想が挙がりました。
また、企画側の役割を担ったことで、当日の突発的な対応や人前で話すことなど、参加者として研修に出席するだけでは得られない学びがあったという感想も聞かれました。「企画側の大変さがわかった」という声もあり、良い経験になったようです。
活動の中で、自分の意見が採用される経験や、自分たちの考えが研修という形になっていく達成感を味わえたのではないでしょうか。一年間役割を持ってやり遂げたことにより、「普段の仕事でも役割意識をもちたい」「周囲と協力しながら状況に応じて動いた経験を仕事のチームプレーにも活かしたい」といった、仕事へのモチベーションや自信につながるような感想も聞かれました。”頑張れば成し遂げられる”という経験を仕事にも生かしてほしいと思います。
★担当者より★
在職者ワーキングは今年度初めての取組みであり、ワーキンンググループのメンバーもだいちスタッフも、手探りの中で形にしてきました。企画に向けて話し合いを重ねる中で、メンバー自身が「何をやりたいのか」「なぜそれをやりたいのか」「職場でどんな経験をしてそう感じているのか」を整理していき、そのプロセス自体が学びにもなったのではないでしょうか。また、研修会当日は、「周囲の状況を読みながら自分で判断して動く」「想定外のことに対応する」「参加者が発言しやすい環境を整える」という主催者としての役割を多く担いました。仕事に支障が出ないよう日程や時間を工夫しながら集まり、一年間取り組んだこの成果を、今後のステップアップに繋げていってほしいと期待しています。

