■ ★階段すべり台★
今回は、養育センターでよく遊ぶ、
” 階段すべり台 ” を紹介します!
子ども達が階段を上って、座って滑り台を下りていく動作の中で、
段差に合わせて足を上げ、バランスをとって身体を支える事、
滑る時に、姿勢を保つ事や、高い所から低い所へ、様々な姿勢で滑り、
感覚を働かせる事で、揺れや姿勢の変化を経験する事が出来ます。
意識して身体を動かしたり、
走ったり速く動くばかりではなく、歩いたりゆっくり動く経験に繋げる為、
階段の高さを変えてみたり、他の遊具を組み合わせたり、
ガタガタや、ボコボコ等の様々な感覚刺激が入るタイルを置いたりする事もあります。
又、子ども達が遊具に向かうルートが分かり易い様に、
初めに向かう階段の色を変えたり、
キャラクターのマーク(EX.アンパンマン)を貼る事もあります。
周りに気持ちが向く前に、「アンパンマン」と、声を掛ける事で、
滑り台へと向かい、繰り返していく中で、”滑るのが楽しいから階段に向かう”
という目的に向かって行動を起こす事が出来る様になっていきます。
滑り下りた後に、大人との手押し相撲を目的にする事で、
意欲的に向かうお子さんも多いです♪
手足に力を入れて踏ん張り、大人を押し続けるという身体の動かし方を経験する事が出来、
姿勢を保つ力にも繋がっていきます!
又、大人が倒れる反応を楽しみ、目の前の大人に関心を向け、
人との間で楽しい気持ちを深めていくといったねらいもあります!
1つの遊びの中には、運動面や感覚、人との関わり等、様々な大切なポイントがあります♪