お知らせ

■ 今年も行いました!でんぷんネバネバ遊び★

 

 

毎年恒例!でんぷんネバネバ遊びを、今年も行いました!


でんぷん遊びとは・・・・片栗粉を熱湯で溶かして作った物で、
(いわゆるでんぷん糊)スライムよりも粘り気があり、
肌について時間が経つと、乾いて肌がつっつぱる様な感覚になり、
シートを張った床に広げると、糊のようにねばねば、ツルツル・・・
色々な感触が楽しめる素材です!
又、多くの感触を感じる事で、自分の身体がどうなっているのかが分かり易い事で、

でんぷんといった素材が“大好き!”なお子さんもいれば、ネバネバで、肌に引っ付く感覚が“苦手…”というお子さんもいます。

 

 

 

でんぷん遊びの日は、一部屋をでんぷん遊び用にし、
床にはマットや新聞紙、絨毯を敷いて転んでも痛くない様に設定します。
でんぷんを床に広げると、歩く事や、止まる事も一苦労!
転ばないように、バランスを取ってゆっくりと歩く等、いつもよりも身体に力を入れなければいけません!
多くの感触を感じる事で、自分の身体がどうなっているのか、身体の意識を高める事や、感覚を受け入れる体験に繋がりますよ!

 

 

シートを張った床にでんぷんを広げると…
スケートリンクの様にツルツル滑る事もできます。


その感覚が苦手なお友達は、おもちゃを通して触れたり、
大人の関わりを見てみる事から始めていきます。

又、”お手伝い” ”洗い物” を通して、

すぐにネバネバを流せたり、手に残らない状況の中で、

 

苦手な感覚にも少しずつ触れてみる体験をしています。

 

一生懸命ゴシゴシ・・・でんぷんを流してくれました♪
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全身シートの上では、つるつるのでんぷんの上を転ばないようにバランスを取る事で、

体幹の機能を高めていくことに繋がります。大人と手押し相撲をやっています♪
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様々な遊び方で楽しみながらも、バランスを保とうと身体の動きを調節したり、
身体の動かし方を知ったりと、意識して身体を動かす経験に繋がっています。
年長児さんが、シートの上のでんぷんを拭き取る“お片付け”を目的に、
雑巾がけならぬ、新聞がけです♪笑
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又、でんぷん遊びは、ねばねばの感覚が苦手・・というところに意識が向きがちですが、

見慣れない部屋のセッティング、いつもと違う活動の流れ、他のクラスと混じり合う時間もある等、

でんぷんに行きつく前にも、子ども達にとっては、様々な変化があるのです!

 

 

年に一度のでんぷん遊びを終えて、
“去年は、いつもと違う活動で緊張したのに、今年はクラスの大人とお友達と安心して遊んでいた!”
“いつもとセッティングが違う部屋の中に入る事が出来た!”
“去年は、ねばねばが手に付いて嫌だったけど、スライムや小麦粉粘土を沢山経験して、今年は手に付く感触も受け入れられた!”
“ねばねばの感覚は苦手だったけど、でんぷんが付いても拭いたら大丈夫と知ると、少し触る事も出来た!”
などなど・・・子ども達の変化や成長をたくさん感じられました!

 

 

でんぷん遊びをするにあたって、保護者の皆さんには、一緒に参加して頂いたり、
準備等のご協力を頂き、ありがとうございました!