■ 気持ちがその後の行動に繋がる2(ここぴか 放課後等デイサービス)
【気持ちがその後の行動に繋がる2】
~話しを聞く側の楽しみから、話をする側に繋がっていった蓮美さん~
蓮美さんに、ここぴかで好きな活動は何?と聞くと、いくつかある中で、‟怖い話”と答えてくれました。好きな理由を聞いてみると、先生の話し方が面白い事や、不意に、おどろかしてくるのが楽しいと、教えてくれました。
始めた頃は、聞く事で楽しみを得ていた蓮美さんです。同時期に、学校でも怖い話で盛り上がったそうです。その時に、お友達から、ここぴかで聞いた話を聞かせて欲しいと求められ、応えた時に、お友達からのリアクションを感じた事が切っ掛けとなり、ここぴかでも、学校で聞いた話を覚え、話してくれるようになりました。
元々、「人前で話すのは緊張するから嫌だと」言っている蓮美さんですが、怖い話は、「楽しいし、お友達が喜んでくれるから、話して良かったと思う」と、教えてくれました。
蓮美さんのように、〝その事をしていると楽しい”と思う気持ちと、お友達に求められた(行動する為の切っ掛け)があり、行動した事で得られた結果(お友達の反応)があったからこそ、違う場面でもやってみようとした行動だと思います。
「楽しい」「やってみたい」「知りたい」など、ここぴかに来る子ども達が、今、どんな事に気持ちが動いているのか、どんな事に興味・関心を持っているのかを見ていきながら、行動の切っ掛けに繋げていきたいと思います。